Discommunication

日記帳

秘密結社からの挑戦状 読書感想文

 久々にノベルゲームやりました

 

 

 1.月曜日だった少女

 CLOSED CIRCLE物と言えばいいのか、閉鎖空間で人がどんどん死んでく話ではある。

 実際には魔述だったり七味唐辛子だったりとあらゆる要素が詰め込まれていて、本編同様にセンスの塊で人を殴るような雰囲気は健在。

 地下空間での演説シーンが特に良かった。キャラクターのカッコいい会話、機知にとんだ掛け合い、美しい台詞は読んでいてとても痛快な気分になる。

 

 2.ツァーリツァ、孤島、研究所にて

 古いオタクなのでタイトルで長門のキャラソンを思い出したりした。

 細菌を主体にした話で、生物学に寄った専門用語が出てくる。解説はあるし、深く踏み込んだ話でもないので表層だけ理解するのは難しくない。俺は理系ではあっても本職はプログラミングで、高校の時も生物は苦手だったので理論部分は流し読みしていた。

 選択肢が多く、メモしながらプレイしていたが攻略情報を見たらとても単純な分岐でびっくりした。本編をやっていると無意味な選択肢というのが殆ど無いので・・・

 細かい所だと御前の戦闘絵が弓の構えになっているとか、作者のtwitterで言及されていたが、こういう細かい拘り、良いよね。

 

 3.消えるジャックザリパー

 サイファー……伯爵の傍若無人さは相変わらず痛快で、俺はこのキャラが好きでこの作品を読んでいるのかもしれない。

 同様に病原菌を扱っているが、主題はどちらかと言えばサスペンスに近い。この話は俺の中で一番のお気に入りで、無駄のない文章と構成には一種の芸術性すら感じさせる。ノベルゲームでもっとも苦痛なのは無意味な日常シーンだと思っているタイプの人間なので。

 すべからく何かが何かに繋がっている文章は読んでいて退屈を感じさせない。本当に素晴らしかった。最後の犯人捜しは鳥肌物で、正直この話だけでいいからやってほしいくらいには気に入っている。

 

 4.???

 全ての話の集大成。あと謎解きゲー。

 脱出ゲームはヒントが充実しているので見てしまえばそう難しくはないが、その後の選択肢(?)は攻略情報を見ないでクリアするのは難しい。俺はFPSが苦手な人間でaimがゴミなので1回目で亀裂が入った・・・w

 最後だけは攻略情報に乗っていないので、自力で解く必要がある。30分近く足止めを食らった記憶がある。FPSのみならず脱出ゲームも苦手なので。

 

 

 PCにトラブルが起きてデータが飛んだため、1話と2話のクリアが無かったことになったり、当時書いていた自分用の攻略メモと公式の攻略情報を見比べたら全然見当違いだったりした。

 3話の途中でバックログがおかしくなったり、一部のCGが開けなかったり、電話ログの表示が枠をはみ出たりとちょくちょくバグが合るが、進行上特に問題がなければそれでいい気がする。同人ゲームはそういうものだし、細かい修正に手間暇を取るのは非効率的だろうから

 

 俺が初めてクラウンワークスを見つけたのはDLsiteで、当時は4章だけDL販売されてなかった。攻略ページの画像が壊れていて拡大できず、3章は分岐がめちゃくちゃなのでクリアの難易度は狂っていた。作者のツイッターも今より活気が無かった記憶がある。

 反して最近は作品自体も注目されてきて、呟きで色々な情報を目にすることができてとても良い雰囲気になっている。面白い作品が注目されるのはいいことだし、同人ゲームの中では俺もこのサークルの作品が一番推せる。

 ただ今一番悔やんでいるのは本編のセーブデータも吹き飛んでいること。5章の販売が決まったら復習も兼ねてやり直すか・・・