Discommunication

その時に応じて流行ってる事を

CW虚実概論3章-4章をプレイしました

 よく言っても悪く言っても雰囲気ゲーな気はするが、予想出来ない自由さと無軌道さが万人受けしない特有の面白さを担保している

 個人的には3章が特に良かった。綺麗に広がった話が収束していく様は読んでいてとてもカタルシスがある。ここでこう話が繋がるのかと感動すらした。逆に4章は中途で終わった感があり、この段階で何かを語るのは難しい。そもこの作品は章の切り方が独特で、各章のエピローグに当たる部分を次の章で行うような設計になっている。冬に5章が出るらしい。

 4章がコミケで売られてから、DL販売が成されるまでにはかなりの時間を要している。攻略情報のページも修復された。俺がツイッターで騒いで、それをエゴサーチ(意図的な誤用)で知って直したという考えはやや自己意識が高すぎるのかもしれない。どの道DL版に頼るつもりは無く断章を買いに夏コミには行くし、5章を買いに冬コミにも行くし、今までDLsiteで買ってプレイした話の実物も欲しいので買うと思う。ただ来年はコミケに行ける確証がないのがつらい所ではある。

 実物として持っていたいかどうかの判断基準は俺の場合は入手性で、何度も話題に出しているジンガイアは頒布数100だったらしい。ネットの海から乞食してデータそのものは手に入れたが、このゲームの認知度を考えると頒布数はそれより低いと思われる。つまり、機を逃すと永遠に入手できない可能性は高い。ジンガイアは一度駿河屋に出されたことがあるが、瞬時に売り切れている。普通に装飾が綺麗だし実物としてもコレクトしたい。

 

 同人ゲーム(あるいはフリーゲーム)は玉石混交で、にも拘わらず商業ADVより俺が好んでプレイするのはその無軌道性にあって、"同人ゲームだからプレイする"のではなく単純に俺の趣向にあった作品は商業に出にくいからというのが結論である。

 

 俺が商業エロゲで良かったな、と思ったのはG線上の魔王、はつゆきさくら、装甲悪鬼村正、Ranceシリーズ(実際にプレイしているのは鬼畜王以降)、サクラノ詩くらいのもので、まあこの手の作品は商業では売られにくい。新島はその後なぜか良かった部分を切り捨てて謎の恋愛ジュブナイル物を作って炎上したり、サマポケの一ライターとしてそれなりに評価されたり、サクラノ刻を手伝ったりしている。自分で企画して自分で一本出してほしい。ナツユメやはつゆき書ける能力があるのに以下略。

 

 話がそれたが、このゲームは素晴らしい。衒学的なまでの脳科学の解説と、異能バトルと、推理要素が有機的に結びついている。作者の趣味を詰め込めるだけ詰め込んだとしか思えない作品で、だからこそ他人からは雰囲気ゲーとしか言えないのだが。完結する6章が待たれるが、このペースだと理想が来年の冬で、たいてい理想通りにいかず、そもそも来年コミケに行けるか怪しく、個人的には万事うまくいくことを祈るばかりである。というか4章はいろいろ放置して終わってるし5章を早くやりたい。性質上冬には数字だけ変えて同じこと言ってる可能性が高いのだが。