Discommunication

その時に応じて流行ってる事を

なろう小説

 大学一年の頃から書きたいと思っていた。

 不労所得を得たいとか、そういう訳ではなく、単純に特殊な訓練を積むことなくできる唯一の創作活動であるから。その程度の理由だった。

 

 高校の時に書いたなろう小説は時流に沿っていた。

 クラスの集団転移物で、呼び出した王国の騎士に監視されながら無理やり訓練を積まされ、やがて生徒間で思考に差が出て派閥ができる。

 期待に応え魔王を討伐しようとする者、脱走して自由に生きようとする者、そしてそのどちらにも消極的な中立派。派閥間の抗争は次第に過激になり、最終的に離脱派が暴走するというところまで書いた記憶がある。

 そこからどうすればいいかわからなくなって書くのをやめた。一話すら投稿せずに。

 

 飽きる癖と投げだす癖。

 改善せねばならない。ついに男は小説を書いて投稿することに決めた。全十話予定だし三話くらいまでは書き終わってるし簡単なプロットもある。最悪話数を減らせばよい。

 恥ずかしいのでここで紹介はしないが、なんとかGW中に書き終えたい。